寝ている間に姿勢や向きを変える「寝返り」は、睡眠中の体へかかる負担を和らげる効果があります。ずっと同じ姿勢で寝ていると体の一部分に圧力がかかってしまい、筋肉や骨に負担をかけてしまいます。しかし、寝返りをすることで体にかかる負担を分散しているのです。

また、寝返りにはストレッチと同じ効果があるので、日中の活動で体にかかった負担の解消や体のゆがみを戻すことができるのです。他にも、寝返りをすることで布団の中にこもった熱を逃がし、快適な睡眠ができるように体温調整を行っています。

つまり、寝返りをすることは睡眠の質を高めることに繋がっているので、無意識に行っていることですが実はとても重要なことなんですよ！もしも、起きた時に疲れが取れていない、眠りが浅くて熟睡できないという方は、上手く寝返りができていないのかもしれません。

上手く寝返りができない原因にはまくらが合っていない、マットレスに適度な反発力がないなどがあるので、一度寝具を見直してみると寝返りをしやすくなり睡眠の質を高めることができるようになるでしょう。